大学案内での制作

大学案内のパンフレット制作のポイント

大学案内は制作の方針が固まっている作りやすいパンフレットです。
配布場所もオープンキャンパスや大学説明会、あるいは高校の進路指導での利用か郵送での配布と、周囲の雰囲気の影響を大きく受けません。
ターゲットは進学を検討している若者と保護者がメインとハッキリわかっている上、目的も「他大学との比較」「保護者への説明の材料」と比較的絞られています。
ですので、店舗案内のように地図に力を入れる必要もありませんし、家電量販店の家電案内のように他社よりも目を引く表紙にする必要もありません。
反面、中身のみで学校そのものの評価を決められてしまいます。
紹介文や掲載したいカリキュラムは誰が見てもわかりやすいものにしなければなりません。

ページ数は学部数によって変化しますが、8ページから12ページに収まるように作成します。
大きさもA4サイズと一般的なサイズを使用しましょう。持ち運びに便利な大きさであることがパンフレット制作の基本です。
学部数が多い場合は、学部案内と言った形で分割するようにしましょう。
大まかな構成は、学校の紹介、学部学科の紹介、学部学科の個別の紹介、在学中のイベント案内です。

進学希望者は「何を学べるのか」「進学したらどんな楽しいことはあるのか」に対して期待を持ちます。
カリキュラムはもちろん、教授の紹介、研究室の紹介、その他の活動に対してボリュームが求められます。
これは細かければ細かいほど喜ばれますが、ページ数が限られている都合、収めるためにパンフレットの文字が小さくなるなど可読性が低くなっては意味がありません。
研究内容を数百文字で表現するのは非常に難しい作業です。進学希望者向けのパンフレット制作にはポイントをまとめる力が要求されてきます。

また、保護者の見るポイントは「卒業後の進路」等の進学させることのメリットです。
就職率や、OB・OGの声などを重視する反面、カリキュラム等は概要のみを見るというケースが少なくありません。
教授についても、研究内容よりも成果等を確認するなど、進学希望者とは全く異なる視点でパンフレットを見るのです。
文字よりも、学校の写真や在学生の姿など、文字よりも視覚的にわかりやすいものでアピールするなど、進学希望者よりも「引き込むためのインパクト」が必要になります。

相反する要求に難しさを感じてしまうかもしれませんが、ポイントが限定されているだけに大学案内のレイアウトは奇抜なものにはなりません。
情報や強く伝えたいメッセージを決め、読みやすいように配置する事が大学案内のパンフレット制作のポイントになります。