安い予算での制作

パンフレットを安い予算で制作するなら

パンフレットを制作するときは、予算の把握も重要です。予算の範囲内で、美しい仕上がりに完成させたいときは、用紙の選び方にも注目しましょう。パンフレットに使用される用紙は、光沢感のあるほうが見栄えが良くなります。光沢感には二種類あります。ひとつはコーティング剤を紙の表面に塗って光沢感を持たせた用紙です。もうひとつは、コーティング剤を紙の表面に塗るのではなく、印刷した部分に光沢感を持たせる用紙です。同じ光沢感の仕上がりで比較すると、コーティング剤を使用している用紙のほうが、コーティング剤を使用せずに光沢感を出せる用紙よりも安いです。

コーティング剤を紙の表面に塗って光沢感を持たせた用紙の代表が、コート紙です。コート紙で制作すると、印刷の発色が良く、見栄えも良くなります。紙の表面全体にコーティング剤が塗られています。オフセット印刷に最適な用紙です。コート紙でパンフレットを制作すると、限られた予算の中でも、美しい見栄えを得ることができます。パンフレットは、同じように見栄え良く仕上がりながらも、紙質で価格が上下してきます。

コート紙の中にも、光沢感のないタイプがあります。マットコート紙です。マットコート紙は、塗工層があるものの、光の反射を抑えて紙面を見やすく作られています。見た感じは上質紙と似ていますが、上質紙には塗工層がありません。マットコート紙の塗工層は、光の反射を抑えることと、湿気に強くなる耐性が備わるメリットがあります。

紙の表面にコーティング剤が塗られていると、紙の表面には塗工層ができあがります。用紙を選ぶときは、塗工層の有無に注目しましょう。さまざまな用紙がありますので、どれを選んだら良いのか分かりにくいときには、塗工層を確認しましょう。
塗工層があれば、紙の表面にコーティング剤が塗られていることを意味しています。塗工層がなければ、紙の質感や光沢感に関係なく、紙の表面にはコーティング剤が塗られていないことを意味しています。
同じような見栄えの良さで仕上げたいときは、コーティング剤を塗って光沢感を持たせてある用紙のほうが、コーティング剤に頼らずに光沢感を得られるようにしてある用紙よりも安いです。

コーティング剤を塗らずに光沢感を持たせて仕上げるには、印刷した部分だけに光沢感を持たせるようにします。パンフレットの用紙を、コーティング剤が使用されていない紙にすることで、紙ならではの持ち味である質感と風合いが出させる利点があります。紙の持ち味を活かすことが用途になっていますので、やや予算は高めになりますが、見栄えの良さと、手触り感の両方を得られます。